鹿児島宮崎旅行day2
day1を書いた日から一か月ほど経ってしまいましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日はコーヒー豆の紹介に疲れたから久しぶりに日記を書くぜ!
二日目を迎えた僕たちは途中コンビニで朝食を買い鹿児島市を後にした。
まずは鹿児島県の左脚である薩摩半島の先端にある指宿に向かった。
最初旅行の計画を立てていたころ指宿(いぶすき)の読みかたが分からず、
「ゆび」と呼んでいて旅行中もその愛称で呼んでいた。
薩摩半島の爽やかな海岸沿いを我らがさわやかイケメンが運転し、
途中道の駅に寄りオクラさつまいもソフトクリームを食し、
爽やかに指宿に着いた。
さつまいもはもちろん濃厚でおいしくオクラも意外とおいしかった!
ちなみに車の中ではブルートゥースでスマホからAviciiや髭男など
好きな音楽を流し、気分は最高。
指宿は砂風呂が有名なだけあって街中のいたるところから煙が上がっていた。
砂風呂の施設は砂浜にあり不思議なことに海からも煙がもくもくとしていた。
バスタオル一枚の格好になった僕たちは浴場に向かった。
浴場は何個もあり、そのうちのいくつかは水が張られ消毒中だった。
たしかに砂風呂は汗をかくし潔癖症でない人でも気にするとこだろう。
浴場には優しそうな地元の住民のじいさん、ばあさんが
巨大なスコップを持って待ち構えており、
我々がこれから埋められるであろう穴が掘ってあった。
じじばばに埋められると、ぽかぽかな土が体を包み込みじんわりと汗が出てきた。
これがなかなかに気持ちよく、体中の老廃物を出しまくっている感じがした。
呼吸ができるように顔だけが砂からでている状態の写真を記念に撮ってくれた。
砂風呂自体は気持ちよかったのだが、それを傍から見た我々はなんともマヌケだった笑
主に中国や韓国などの外国人観光客も多くいらっしゃっており、
人前で裸になりたくない一部の彼ら用に体に着いた砂を落とすシャワー室もあった。
我々はすっぽんぽんで砂風呂の横にある温泉に入り、
この素晴らしい極楽施設を後にした。
ちょうどお昼時であったので近くにある名物「温玉らん丼」を食すことにした。
少しお洒落な定食屋っぽい店ででてきた温玉らん丼は
ほかほかご飯の上にぶつ切りにしたトマトなどの野菜と、味噌をしみこませた豚肉
さらに温泉卵をのせた贅沢な丼だった♪
しかし、この温玉らん丼はこれから食していく激うま鹿児島宮崎グルメの中で
ランキングはまだまだ下の方であった。
そして美味しい丼を食した我々一行は池田湖に向かった。
険しい山間に挟まれた空間にある神秘的な池だった。
絶景を見た後は港へ!
車を船に乗せ鹿児島県の右脚である大隅半島に渡るのである。
なぜかたくさんの猫がにゃーにゃー鳴いている港を出港すると同時に
我々は車から降り船のデッキに登った。
桜島を横目に気持ち良い潮風を感じている中で、我々の話題は恋愛の話になり
僕は衝撃の事実を知った。
さわやかイケメンが留学先で知り合った年上の女の子と付き合い始めたようだ。
しかも面白いのが、この旅行の一週間前に3日連続でお楽しみだったらしい♡
他のひょっとこキャプテンとわんぱくイケメンは遊びはしているが
まだ彼女は作っていないらしく俺たちの結束は大いに高まった。
右脚に着いた我々は山道を進み雄川の滝を目指した。
ナビが少しくるっていいて少し迷子になったがなんとか到着!
徒歩で川沿いを歩いていくとバンジージャンプが出来そうな橋が現れ、
さらに自分たちより少し若い二人組の男たちが仲良さそうに
向こう側から歩いてきた。
するとその二人は我々に「あと少しですから頑張ってください!」と
励ましの言葉をかけてくれた。
こんな秘境ですれ違ったおそらく地元の男の子たちの優しさを受け取り
「ありがとう!」と返して先に進んだ。
目的地に着くと、滝が長年かけて削ってできた切り立った崖がそびえたつ
雄大な地形がそこにはあった。
雄川の滝を出発し、右脚の中央に位置する養豚が有名な鹿屋市に到着!
鹿屋市は周りの大地で豚さんが育てられているため、
風に乗って奴らのにおいが街中を覆っていた。
以前ヨーロッパ旅行の際、モンサンミシェルに寄ったのだが
そこの周りは羊たちが放牧されているような田舎で動物園のような激臭がした。
鹿屋市のにおいはそれを彷彿とさせた、、
今晩は夫婦が経営する貸し部屋に泊まるのだが部屋の中はとてもよかった。
ただ個人的に壁がどうぶつの森の壁紙であるような
コンクリートの壁で少し冷たい印象を受けた。
そこに荷物を置いた我々は鹿児島の豚を使ったとんかつを食べに向かった。
そう奴らを食べに行ったのである。
チェーン店ではない店を探し、中に入ると店の雰囲気は最高だった。
周りに家族で座れる座敷があり、仕切りのない厨房を囲むようにカウンター席
間近でとんかつを調理するところを見れる解放感があった。
サーブされたとんかつは揚げたてで衣はサクサクだった。
肉は豚の味が濃く脂身は控えめでやわらかかった。
そしてソースがとてもご飯にあうので同い年くらいの
地元のヤンキー風の店員におかわりをみんなもらった。
ご飯もこだわっているのか、つやつやでとんかつととてもマッチしていた。
個人的にはこのとんかつが旅行中に食べたもので一番だった!
とんかつ屋を出るとまた奴らのにおいが漂ってきた。
美味しくいただきました。ありがとう!
そのままホテルには帰らず我々は輝北公園というところに星空を観に行った。
車で山道を進んでいる中キャプテンが窓から体を乗り出し空を見上げると
興奮度120%で何度もすげえと叫んだ。
僕は今まで田舎まで星空を観に行ったりしたことがなかったので
興奮しすぎやと多少地元より多く星が見えるぐらいだろうと勘ぐっていたが
展望台について空を見上げてみると僕らは一瞬絶句したのち
人生で一番といってもいいほど興奮した。
車から見えていた空は地平線近くだけだったが、それよりも真上に近い方を観ると
そこにはいつも見えているオリオン座などの星たちの間間にもびっしりと
とても強く星々がこれでもかというぐらい輝いていた。
我々は地べたに寝っ転がったりして暫し感動的な満天の星空を楽しんだ。
生きているのに必死だったが都会から離れた場所の夜空はこんなにも美しいのかと、
日常生活での感動をはるかに超越した感慨深い感動を得た。
きっと照明などのがまだない文明の発達していない時代には毎日
この景色を観ることが出来たんだろうなぁとまるで詩人のような気持ちにさえなった。
しばらく星空を眺めているとカメラを趣味にしてるキャプテンが
カメラを取り出し星空を撮影しだした。
ふざけてこのカメラって人も一緒に撮れるんかなと言って、
一枚数秒間じっとして撮ってみると後から僕を加工して付け足したように
綺麗に僕が映り込んだ写真が撮れた。
動かないようにしていたため僕の表情は硬く集合写真のときのような
顔をしていたのでこれを見て「なんやこの写真(笑)」と全員で大爆笑した(笑)
ガチで人生一笑ったかもしれない(笑)
今度は全員で撮ってみるとこにしたが光が足りず暗い写真になってしまった。
僕が撮ったときは偶然カップルが車で来てそのヘッドライトが僕に当たって
絶妙な光加減になっていたみたいだった。
これはもう我々の中では奇跡の一枚となった(笑)
自分たちの車を使って光加減を調節し何枚か写真を撮ったのち、
僕の運転で爆走してホテルまで戻った。
やんちゃイケメンはこの日Tinderでの遊び、略してティン活なるもので
一人の女の子と連絡を取っていた。
車で全然いける距離に住んでいる子だったので遊びに誘ってみたが
明日仕事があるそうなので結局会うことは出来なかった。
会うことになったら僕は全然車で送り迎えしてやってもよかったのだが、、
残念、、
ホテルの洗濯機で下着や服をみんなで洗濯したのち、二日目を終えた。