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鹿児島宮崎旅行day5

さて、このめちゃ楽しい旅もこの5日目でついに最終日です!

この日も空は晴れていました。

さすが晴れ男ひょっとキャプテンである。

彼と行く旅行は毎日晴れる。

もし彼が一か月以上同じところに旅行で滞在し続けるとしたら、その地は干ばつに悩まされることだろう。

本当に恐ろしいひょっとこおじである。

あの突き出た唇で空気中の水分をすべて吸い取っているのだろうか。

2Lペットボトルの水はかさばるので彼とはここでおさらばし、

この日最初の目的地「高千穂峡」へ向かった。

高千穂峡熊本県との県境近くの山の中にある。

高千穂に着くと駐車場は数か所あり結構埋まっており、

地元じゃ有名なのか山奥にあるが観光客は多かった。

 細くて急な階段を下っていくと渓谷が見えてきた。

かなり深く切り立っていて自然の雄大さを感じる。

崖に沿ってさらに進んでいくと渓谷の底の川のほとりにあるボート乗り場に着いた。

どうやら渓谷の底をボートで漕ぐことができるようだ。

ボートに乗りたい人たちで長蛇の列ができていおり、

この日は飛行機で帰る日なので過ごせる時間が短く乗るか迷ったが、

せっかく来たので乗ることにした。

並んでいる最中、同じ高校にいた人で最近マレーシアに留学して

Youtube活動もしている女の子がかわいいという話をしていると

あっという間に我々の番が回ってきた。

ボートの料金は一人1000円ぐらいで現金のほかにpaypayという電子決済もできるようだった。

ひょっとこおじがpaypayを使っているらしく、どんなものか話を聞くととても魅力的なアプリということが分かったので愛知に帰ってすぐインストールした。

CMでは何度も見かけたことはあったが、これが僕のpaypayをはじめるきっかけとなった。

支払いを済ませるとオレンジ色のライフジャケットをもらいボートに乗った。

ボートは二人乗りだったのでグットッパーで僕はわんぱくイケメンと乗ることに。

まずわんぱくイケメンが漕ぎ始めたが、なかなかオールを漕いで真っすぐ進むのは難しく壁や他のボートにぶつかりながらも、ひょっとこキャプテンたちのボートを押したりしてなんとか進んでいった(笑)

しばらく漕ぐと滝のそばに来た。

こんな近くで、しかも渓谷の下で川を眺めることができてよかった。

渓谷の底というのは太陽の光が真上からしか注がれない分光の道筋が綺麗に見え、

川もエメラルド色でまるでもののけ姫で出てくる獅子神様の泉のような雰囲気だった。

渓谷の底を漕いで近づいてくるひょっとこたちのボートを写真に撮ってみると、

まるで電車の吊り下げられた旅行会社の広告にありそうな写真が撮れた。

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高千穂峡

これは面白いと思い、インスタに「そうだ、高千穂に行こう。」と題名を書いて投稿した。

神秘的な大自然を満喫した我々は次に濃厚なソフトクリームを求め「高千穂牧場」に向かった。

高千穂といっても高千穂峡の近くでではなく、鹿児島県の方にある高千穂である。

山間にあるこの牧場は牛や馬、羊たちとふれあえる牧場でファミリーで来園し、

楽しまれている方々がたくさんいた。

牧場でとれた牛乳やお肉でできたパンやソーセージなどを買い、お目当てのミルクの風味が濃厚なソフトクリームをベンチに座って食べた。

やはり自然が豊かな牧場で食べるソフトクリームは最高だった!

ソフトクリームをみんなでぺろぺろしているときに、目の前にある芝生の広場で幼稚園くらいの男の子がお父さんとプラスチックでできたやわらかいボールで楽しそうにキャッチボールをしていた。

こういうほのぼのした光景をみると自分が小さかったころを思い出すのと同時に

将来家族を持って子供と遊ぶのはきっと最高に幸せなんだろうな~と思う。

楽しそうに無邪気に遊ぶキッズたちをほのぼのした我々はこの旅の最後の観光スポットとなる霧島温泉

やはり温泉街というだけあって町中、硫黄の腐卵臭で大変なことになっていた。

車の窓を開けるとものすごい激臭が社内に漂ってきて、きっと誰もが冗談でいうであろう「誰かおならした?」で盛り上がった。

もしこれが本当に誰かのおならだとしたら、なにか重い病気にかかっているだろう。

そんな汚い話をしながら、この町で一番広くて混浴ができる温泉に入ろうとその温泉がある旅館に向かった。

しかし残念ながら宿泊客でない一般の人が入れる時間に間に合わず、

混浴をしたいという汚い夢は打ち砕かれてしまった。

なので仕方なく路駐をして、他の温泉を探すと肌がすべすべになると噂の泥パックができる変わった温泉を見つけた。

少し山道を進むと少しこじんまりとした温泉に着いた!

入口の券売機で入浴料と貸しタオル代を払い受付のおばさんに渡した。

そのおばさんは丁寧にお客さん一人一人に「右手に進んでいかれると下駄箱があり…」などと説明していたがあまり我々の顔を見ないので、普段僕も接客をしているからかなんだか少し機械っぽい寂しい印象を受けた。

下駄箱でスリッパに履き替え縁側を進み左へ曲がると、手前に男湯奥に女湯の入り口が。

脱衣所には僕たちと同じぐらいの歳の男のグループがたくさんいた。

きっと我々と同じように大学や高校時代の友達で車旅をしているのだろう。

すっぽんぽんになり、シャワーを浴びた後はさっそく泥パックがある露天風呂へと向かった。

露天風呂には先客がたくさんおり、おっさんが何人かとなにかスポーツをやっていそうなマッチョな集団などが湯に浸かっていた。

マッチョの集団の中の一人はすでに顔を含めた全身に泥を塗りまくっていた。

ほとんど乾燥しており泥人間が完成しそうになっていた。

とてもやってみたい!

しかし泥が入っている入れ物の中にはもうほとんど泥は残されておらず、

少ししか体に塗ることしかできなかった;;

泥は海から採ってきているのか泥からは海の香りが。

粒自体はとても細かくじゃりじゃりした触り心地だった。

泥をシャワーで軽く流し露天風呂に浸かった。

マッチョな泥人形はまだ完全に乾くのを待っていた。

まだ2月で少し肌寒い気温であったので、マッチョ泥人形は「寒いからもうシャワー浴びるわー」と言って泥を落とそうとするが、温泉に浸かって極楽気分のマッチョな仲間たちは「ここであきらめてもいいのか!?」と謎な理由で鼓舞してマッチョ泥が寒がるというやり取りを楽しんでいた。

このコントのようなやり取りは面白く温泉に浸かっている人全員が笑いに包まれた。

泥マッチョマンたちと風呂に入った後はすでに夕方ぐらいで空港に向かって車を走らせた。

そして途中、この旅行で最後の食事となるラーメンを食べた。

ただのとんこつラーメンとかではなく「ざぼんラーメン」という鹿児島でよく食べられている現地ならではのラーメン。

ラーメンを注文し待っているときに一台のバスが駐車場に停まり、お年寄りの方たちが下りてきた。

ツアーに組み込まれるぐらい有名なラーメンなのだろう。

そして店員さんが持ってきてくれたのは野菜がたくさん乗ったとんこつラーメンのような見た目のラーメン。

麺を持ち上げてみると意外と太く、中華麺とちゃんぽんの間くらいの太めな麺だった。

野菜がたっぷり乗っているのでスープがくどすぎると感じることもなく、あっさりした美味しいラーメンだった!

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さぼんラーメン

ぜんぶ完食した我々は空港近くのガソリンスタンドで給油した。

レンタカー屋でここのガソリンスタンドの割引券をもらっていたので少しお得に!

そして今回の旅の相棒だった黄緑色の車とお別れして空港へ。

西日がいい感じにさしていて旅が終わる感傷に少し浸りながら歩いた。

空港に着くと、わんぱくイケメンは入り口近くに置いてあるアルコールスプレーで手を消毒し今まで一回もつけていなかったマスクを着けだした。

急に意識高くなりすぎだと思わずこれにはツッコミを入れる。

この日もたくさん周ったが飛行機の出発時間には余裕があった。

空港のお土産売り場で家族へのお土産とバイトの仲間へのお土産を調達。

バイト先へのお土産は鹿児島っぽくさつまいもサブレを買った。

バイト仲間は大勢なので、小さくてたくさん入っているものを選んだ。

お土産やプレゼントは、相手のことを大事に思ってますよという気持ちが

伝わることこそが重要だと思うのでこれで十分だろう。

ちなみにこのお土産は主婦の方も学生の仲間もみんな喜んでくれました!

この日の空は気流が安定していないらしく僕たちの飛行機の出発時刻は一時間ぐらい遅れた。

やがて出発の時刻を迎え保安検査所に向かったがそこには長蛇の列が!

他の便も出発が遅れている影響で同じ時間に多くの人がこの検査所に集まったのだろう。

出発ぎりぎりの人も多く、「OO航空、OO便のお客様はこちらへ来てください!」と

航空会社の人が来て時間が危ない人から優先して検査を受けていた。

行きの飛行機は僕だけ別に購入したので初め離れた席に座ることになったが、

帰りはみんなでまとめて買ったので無事固まった座ることができた。

僕の隣はひょっとこおじだったのだが彼は飛行機の中で英語の単語帳を開き、TOEICの勉強をしていた。

僕も英語を使えるようになりたいという意思はあるので、僕も英語の勉強しなきゃという触発された。

こうやって同じことに興味のある人が近くにいることで刺激を受けることは、

これからの自分の人生の選択に大きく影響を与えるのだろう。

僕ももともと英語や海外の文化に興味を持っていたが、

彼らと海外を旅したことでさらにのめりこんだ。

まもなく離陸すると1時間半ほどで愛知県の街の明かりが見えてきた。

着陸してなるべく早く飛行機から降りようと、アナウンスがあるまで乗客みんな構えるのはなんだか人間味が感じられて嫌いじゃない。

搭乗口から出て、荷物を拾うところを通り過ぎたところで何かのスポーツ選手たちらしき人たちが歩いていることに気が付いた。

みんなお揃いのジャージを着ていて、なかには外国人の選手もいる。

サッカー選手だったら写真やサインが欲しいと思い、彼らのエンブレムを見てどこのチームか検索してみたがどこのチームか分からなかった。

飛行機は11時着であり、終電が近かったのでは急いで電車に乗り込んだ。

電車の中で旅行の写真の共有に便利なGoogle photoというアプリをひょっとこおじから教えてもらった。

みんなが撮った写真を共有してみることが出来るのでとてもいいアプリだと思った。

この旅行で僕のスマホには2つも新しいアプリが追加された。

こうして最寄り駅に着いた後は、暗い夜道を旅行が終わったエクスタシーに見舞われながら、我が家へと帰ることが出来た。

今振り返れば旅行中毎日晴れていてよかった。

きっとひょっとこおじのおかげで2月の鹿児島と宮崎の降水量は例年を大きく下回ったことだろう。

以上で鹿児島宮崎旅行日記はこれにて終了です。

感染症による外出自粛でありあまった時間を使って書き進めてきましたが、

いかがだったでしょうか!?

僕の中で今回の旅行は国内でしたが色々なハプニングや笑いがあり、

とても記憶に残る旅行となりました。

この思い出を読んでくれている方と共有して楽しんでいただけたなら幸いです。

Thank you for reading!!

 

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